2013年07月02日

I LOVE PLATE CARRIER!!!!



おバカは高い所と水が好き。
水があると飛び込みたくなる男、アノニマスでございます。

先日はUOコンヴェンションにご参加された皆様、お疲れ様でした!
自分が所属したレッドチームはもはやまるで惜しくも無いほどぼっこぼこでしたが笑
最高にエキサイティングなメンバーで最高にエキサイティングなゲームが出来ました。

レッドチームの皆様、イエローチームの皆様、主催のfujiwara様&GSの皆様、RAID様
誠にありがとうございました!

第二回 UOコンヴェンションを切望しております!

また、装備フリーク達による生のUOスタイリングもまたかなり刺激的でした。
UOって何?と思われている方にはかなり参考になるスタイリングの宝庫でございました。
自分も参加者の皆様の写真を取らせていただきましたが、著名なミリブロガー様が多く参加されておりましたので、今後<UOコンヴェンション>で検索しちゃったりすると皆さんが撮影されたステキ写真と記事が拝見できそうです。

さてさて、本日はそんなUOコンヴェンションでも自分の体の一部として頑張ってくれた新造プレートキャリアーのご紹介です。
そもそも自分は、なんか無性にアーマー類とかヘルメットが好きなんですよね。
鎧兜ったら男のロマンじゃないですかw

いまや装備屋ですから、テッポウよりアーマーの方が興味が強くなりつつあります。
あ、でもテッポウももちろん好きですよ。

元々自分で装備を縫おうと思ったのも、自分にとって最高のプレートキャリアーを作るしかないと思ったからですし、x115xTAYLOR的には大本命のアイテムなのです。

そして、色々なアーマーやらプレートキャリアを研究したり作ったりすること数年、現在ある程度結論が見えてきました。
その研究の成果が本日ご紹介する
x115xTAYLOR製プレートキャリアシステム<XPC>
です。




まずはざっくり全体像を。

基本形は先日記事にしたAOR1 PLATE CARRIERでもご紹介させていただいたアーマーから踏襲しています。
お時間の許す貴方様、是非是非こちらの記事も一読いただけると幸いでございます。

コンセプト
機能の統合・簡素化・選択化
・SサイズのSAPIプレートもしくはチキンプレートとソフトアーマーを収納可能
・極力コンパクトかつ軽量でシンプルな構造
・腹部のメインコンパートメント部分をパネル化してモジュラー運用できる構造
・脱パルスウェビング
・カマーバンドをモジュラー化して多用なカマーバンドを使用できる構造
・防御範囲を選択できる構造



<SサイズのSAPIプレートもしくはチキンプレートとソフトアーマーを収納可能>
現在米特殊などではSAPIプレートのみを収納するプレートキャリア(JPCや6094など)が主流となりつつあるあるようです。

しかしながら状況によってはそういったプレートキャリアとソフトアーマーをレイヤーして使用することもあるようなので、ならば最初からSAPIプレートとソフトアーマーパネルを両方収納できる構造にしておき、必要に応じてそのどちらかのみを挿入しても使用できる方が良いのでは!

まさに機能の統合・簡素化・選択化。

逆に考えると、プレートキャリアーとソフトアーマーをレイヤーする場合、それぞれを包む布も肩バンドも
腹バンドも全部無駄に二重になるわけですから、超無駄とも考えられますよね、、

XPCは表面がかなりスリック状で全体的にするっとした形状にデザインしてありますので、これ自体を完全にスリックプレートキャリアとして着用して、その上からチェストリグを装備するなんて事も可能です。
フルプレートキャリアであり、スリックプレートキャリアであり、ソフトアーマーであり、その全てでもある。そんな感じです。

<極力コンパクトかつ軽量でシンプルな構造>
以前製作したプレートキャリアからパーツ点数を減らすように既にかなり意識して作っています。
XPCは他の多くのプレートキャリアと違い、前面と背面をつなぐベルト状のパーツがありません。
前面と背面のパネルがお互い筒状になっており、前面パネルの肩部を背面の肩部に挿入して固定しています。
この構造にする事で、背面パネルは立体的に肩と背中を包む事が出来る為、接地面積が増えてフィット感が増し、加重が分散するので着心地が良くなります。
しかも多くの既存のプレートキャリアに必要とされる肩部ベルトを包む別体のショルダーベルトパッドを背面パネル肩部分が兼ねている構造の為パーツ点数が減っています。
また、前面と背面をつないでいる部分は筒状で貫通している構造なので、中に厚手のパッドを仕込んだりする事も出来ます。

<腹部のメインコンパートメント部分をフラップパネル化してモジュラー運用できる構造>
最近、メイフラワーのアーマーなどのように、胸部にファステックスを配置してチェストリグと合体できるプレートキャリア等を見かけるようになりました。

XPCではさらに踏み込んで、カマーバンドを固定するフラップそのものをモジュラー化してコンパートメント兼用としています。
CRYEのJPCなどでフラップのコンパートメント化(お腹のカンガルー3連のこと)は既に行われていましたが、これをファステックスで着脱・選択式にしました。
用途に合わせてセットアップしたフラップパネルが複数あれば、数秒でプレートキャリアそのものの方向性をチェンジできます。

自由にフラップパネルを新造できるためかなりパーソナルな仕様などにも対応可能です。
また、このフラップパネルそのものを取り外した状態でXPCは純粋なアーマーキャリーとして着用できます。

<脱パルスウェビング>
なんかどうも、パルスウェビングが好きではないのです笑
本来共通のジョイントにする事で多様性を生むはずだったパルスウェビングですが、最近なんだか
ウェビングのためのウェビングになってるような気がするのです。

マガジンポーチひとつとってもウェビングの場合、
土台+土台のウェビング+ポーチのウェビング+ポーチの土台+ポーチの袋
が全部重なっているわけじゃないですか、しかしながら非ウェビングの縫いつけポーチであれば、
土台+ポーチの袋
で済んじゃうわけですから、もう倍ぐらい重さが違っちゃうのです。

厚みも両者で相当差が出ます。経験測ですが10mm~15mm位厚みが違います。
M4のマガジンの厚みは約22mm程ですから、パルスウェビングのための構造でM4のマガジンの70パーセント
ぐらいの厚みをロスしていることにもなります。

ちょっとお話が脱線しますが、自分は同じような理由で20mmレールも好きじゃないんです。
なんか、レールの為のレールになってると思うのです。
重いし、イガイガするし、ゆうてもほぼレール面積余ってるし、
レールの上からさらにレールカバーを被せるなんて、じゃあさいしょからレールいらんやないかーい!!的な。
やっぱりアメリカの人たちもおんなじことを考えたようで、最近実銃事情ではコンパクトで軽量なハンドガードに必要な部分だけレールを取り付けるような構造が増えてきましたね!
ナイツのURX3なんかがよい例でしょうか。

お話戻ってXPCでも、一番多様性が必要な腹部コンパートメントをモジュラー化して、それぞれ縫い付けのポーチで構成すれば軽くなります。

<カマーバンドをモジュラー化して多用なカマーバンドを使用できる構造>
前後面のレイアウトはともかく、脇部分の構造によってプレートキャリアの性格はかなり変わりますよね!
6094スリックやダイアモンドバックのFAPCのように割り切って脇を捨てているものもあれば、パラクレイトのRAVのように脇重視のプレートキャリアもあります。

脇の形状ひいてはプレートキャリアの性格を左右するカマーバンドを選択式にする事で、多くのシチュエーションや好みに対応出来ます。
自分は脇がモゴモゴするのが苦手なので、エラステックのみカマーバンドを使用しています。

その他にJPCタイプのロッコツカマーバンドや6094のような土台からしっかりした(しかもサイドプレートなどが収納可能)なようなカマーバンドを使用することも出来ます。


<防御範囲を選択できる構造>
XPC自体は軽量コンパクトに重きを置いて設計していますので、ソフトアーマー挿入可能なアーマーとはいえ
防御範囲はかなり少なめです。
その為ネックアーマーやグローインプロテクターの追加が可能なように設計してあります。



ふう、、
ここまでまとめるのに二時間半もかかってしましました、
ちょっとした大作映画ばりです。

お付き合いいただいている皆様、ありがとうございます。

ここで少し、眼を休めましょう。
20秒くらい遠くを見つめたりするのが良いかもしれません。
























眼、休まりましたか、




ここからは写真多めで参ります。



まずは、XPCのオプションを取って前面と背面に分割します。
前面は下半分ほぼほぼベルクロで覆われています。



ちなみに内部に挿入するのは、右側のSAPI/Sサイズです。
20mm厚の固めのウレタンボードをカットして、角を落として、自然な反りをつけています。
XPCはこのSAPI/Sサイズをエクストーリーム級にギリギリの胸幅で収納しています。
前面パネルの胸部幅は約235mm。外寸が既にSAPI/Mサイズより小さいのです。

この胸部幅は相当こだわっておりまして、ライフルやピストルを構える際腕部の動きを阻害しないようになっています。

ちなみに、自分がどうしてもSAPI/Sサイズにこだわるのにはもうひとつ理由がありまして、
以下の写真をご覧ください。



カッコイイですねー!!ワイルドですね!
どこの兵隊さんかとかあんまり詳しくないのでわかりません。ゴメンナサイ。

ここで見ていただきたいのは、兵隊さんの体におけるプレートキャリアの胸幅と着丈感です。
ポーチがついてゴツゴツしてますが、プレートキャリア自体は兵隊さんの胸囲に対して相当幅がせまいのです。
身長163cmのアノニマスさんが着用してこの胸幅感を出すには、やはりSAPI/Sサイズしかない!!
とゆうのがひとつの結論です。

アノニマスさんは身長はCQBサイズですが、わりかし骨格がしっかりしてましてずんぐりむっくりな体系です。
なので170cm級前半位までのスリム目な体格の方は同じくSAPI/Sサイズがカッコよく着れる適切なサイズ感かと思います。

しかしながらSサイズのプレートキャリアやアーマーが全然無いのは残念なことですが、
トイソルジャーさんとか、あのカンからコンのダミープレートをSサイズで作ってくれないもんでしょうか。




ではXPCに戻りましょう。
前面はサイドにサイドプレートポケットを配しました。
本来後付けオプションでもよかったのですが、自分用のXPCは展示モデルでもあるので少し詰め込んだ機構にしました。
胸部もポケット化して簡単な物が収納可能です。




そしてこの画像の通りCRYEのJPCタイプの後付けラジオポーチを使用できるようになっています。
この位置でラジオなどを保持すれば、わき腹部分のアーマーと重なっているので直接体に接触せずゴリゴリしません。
またこの上からカマーバンドで包んで保持する為、かさばらずかつカマーバンド側の面積も有効利用できます。
さらに、XPCの下半分がベルクロに覆われているお陰でこの部分にポーチなどを貼り付けることが出来ます。
あまりかさばらないツールナイフやピストルマガジンなどは、ほぼ容積を感じずに携帯できます。

もうひとつ、XPCは肩幅をかなりコンパクトに設計しています。
首の付け根と鎖骨の辺りで収まるくらいの幅です。
ココをコンパクトにしないと腕を肩ごと動かすとき、例えばバンザイなんかしたときに
肩の稼動域にひっぱられてプレートキャリアが動いてしまいます。
例えばCRYEのJPCなどはせっかく本体がそこそこコンパクトなのにもかかわらず、ショルダーバンドが妙に外向きなので、肩の外側に乗っかる感じになってしまって残念です。
(兵隊さんくらいの胸囲と肩幅があれば問題ないかと思われます。なのでJPC自体は悪くありません。)




内側は上半分はミルスペックメッシュです。
コンセプト柄、体にかなり密着するのでメッシュ化による通気性のアップは大切です。
首元にはネックアーマーを追加する為のベルクロがあります。




背面です。

脱ウェビングとかいっときながら、めっちゃフルウェビングですね、、
展示モデルを兼ねるので仕方が無いのですが、個人的にはやっぱりウェビングいらなかったなーと思ってます。
ウェビング無しのぬるっとした後姿は、新鮮でかっこいいですよ!
背面にバッグが必要だったら、リュックを背負えばいいのです。
MAP(モジュラーアサルトパック)みたいに背中にバッグがくっついているのは確かにカッコイイですがプレートキャリアを脱がないと物を自分で出し入れできないのは非常に不便だと思います。

「おやつ食べてえな、あ、MAPにいれたっけか」
とかおもってもすぐにはアーマー脱げませんから、たぶん後ろにいる仲間に頼む事になるわけですよ。

そんで
「わりい、MAPの手前のポケットの右下のあたりにスニッカーズ入ってるから出してくれい」
とか仲間に頼んでも

「手前って誰から見て手前でだよ、、、ゴソゴソ、、、、みつからねえよ、お前ほんとに入れたのかよ!!」
で、

「ええ?!なんでみつからねんだよ!あるってば、もういいよ自分で出すからー」
でも脱ぐのめんどいからおやつもういいや、

みたいになっちゃうわけですよ。

だからやっぱりリュックでいいのです。


さておき、矢印部分はカマーバンドの選択式を可能にしたフラップです。
CIRASのワイヤー集合場所みたいにべりっとあきます。
ドラッグハンドルはどっちでもよかったのですがなんとなくつけませんでした。



背面のフラップを開けると、内側はベルクロ張りです。
エラステックカマーバンドはここを起点にします。
またJPCタイプのロッコツカマーバンドも使用可能にするため、カマーバンドを通すループを設置しました。

JPCタイプのロッコツカマーバンドも軽量コンパクトで、かつ不気味なディテールが魅力です。




にょっきり伸びた背面肩部分。
まさに要項どおり背面とショルダーパッドが一体化された形状です。
アンテナなどを留めるベルクロループとEAGLEのDPCなんかについてるような着脱式エラスティックループをつけました。




前後面の接合部分。
前述の通り、非常にコンパクトな肩幅と立体裁断による造形で体にしっかり乗っている感じが見て取れるかと思います。



モジュラー式のメインコンパートメントの皆さん。
現在は三種類作ったのですが、ほんとはもっと色々構想があります。

今っぽいM4マグ3連カンガルー&ウェビングのスタンダード仕様

308系ゴツマグ×4本&ピストルマグ×2本&サプレッサーポーチのマークスマン仕様

M4マグ6本のライフルマン仕様

といった感じです。
あえて全て色違いで、色の差で違和感を演出できるようにしました。
リアルツリー系で作ったコンパートメントなんかもお洒落不気味感があってよいかなと思います。



それぞれをセットしてみました。
このメインコンパートメントの選択でかなり雰囲気が変わって見えますね!
着せ替え感覚で機能と雰囲気を変えられるのはかなり面白いです。


といった感じで、x115xTAYLORのプレートキャリア研究の成果といいますか、現時点でのひとつのアンサーであるXPCを紹介させていただきました。

このXPCは設計自体にかなり自由度がありますので、これをベースに貴方好みの特別仕様を作成することが可能です

なにかびびっときた貴方、一本とんでもないのをこさえてみてはいかがでしょうか?

7月7日はビクトリーショーに出店いたします!!!

このXPCも展示用に持って行きます。
気になった貴方、いじくったり試着したり実際に手にとって、直接お話できるよい機会ですので是非是非遊びにいらして下さいませ!!!


本日は超長文にお付き合いいただきまして誠にありがとうございました。
結局書くだけで約5時間かかってしまいましたが、学生時代のレポートを書き終えたような妙な達成感がございます笑

それでは皆様、本日もよい一日を!
ごきげんよう。







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Posted by ANONYMOUS No.3  at 04:47 │Comments(2)MANUFACTURE

この記事へのコメント
初めまして。
かなり興味があります!
販売はされているのでしょうか?
ご連絡ください。
Posted by おさむー at 2013年07月11日 15:05
>おさむー様
コメントありがとうございます。
XPCは生地や仕様をセミオーダーいただく形で生産・販売を行っております!
詳しくは<オーナーへメッセージ>からお問い合わせいただけますと幸いでございます。
よろしくお願いいたします。
Posted by ANONYMOUS No.3ANONYMOUS No.3 at 2013年07月12日 13:05
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